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ケイヒン配送株式会社様(ボイスシステム導入)

お客さまに最適な音声を使った物流システムを構築し、作業効率を向上 ケイヒン配送株式会社様

延べ床面積2万坪を擁し、約50社の物流を業務受託しているケイヒン配送株式会社様(本社:神奈川県横浜市)。小売の物流における豊富な実績を活かし、カタログ通販を手がける株式会社主婦の友ダイレクト様(本社:東京都千代田区)の物流管理業務を受託し、2009年3月より、ボイスシステム(音声認識システム)を初導入。商品の入荷および出荷の検品作業に活用し、着実に成果を挙げています。

※インタビュアー:笠井志麻(トーヨーカネツソリューションズ マーケティングG広報担当)

ケイヒン配送株式会社様 プロジェクト概要

導入・改善効果

・課題(before)
  • 目視での検品作業による誤出荷
  • 伝票と商品コードの照合作業による、能率低下
・導入効果(after)
  • 誤出荷率が3分の1に低減
  • ハンズフリーとなり、作業生産性が大幅に向上

導入背景:ビジネスのお悩み解決に向けた提案型のシステム構築を目指して

導入背景:ビジネスのお悩みの解決に向けた提案型のシステム構築を目指して

2007年12月、株式会社主婦の友ダイレクト様の物流管理業務を業務受託することになった当社では、まず「お客様に最適な物流システムとは何か」を徹底的に検討しました。主婦の友ダイレクト様は、自社発行のカタログを主媒体に通販事業を展開しており、“子育て応援”をテーマとした婦人子供雑貨を中心に扱っています。物流システムを構築するにあたり課題となったのは、ベンダー(販売商品の取り扱いメーカー)が多岐に渡っていること、通販業界特有の委託販売形式の割合が高いことでした。
小規模ベンダーが多いのは主婦の友ダイレクト様に限ったことではなく、通販業界に共通した特徴であり、バーコード化が進んでいないといった実情があります。この問題をクリアするため、当初、「ケイヒン配送でバーコードをつけたらどうか」という話も持ち上がったのですが、資材費や人件費といったコスト問題、委託販売であることから納品時と同じ状態で返品を求められた場合の対応などを考えると、リスクは計り知れないと予測できました。とはいえ、簡単にあきらめるわけにはいきません。私たちの課題はお客様の課題でもありますし、数ある物流会社の中から当社を選んでいただいた以上、何らかの提案をしたいという思いが強くありました。そして、課題をただクリアするだけでなく、より物流品質の高いシステム提案につながるものとして、ボイスシステムの導入検討を始めたのです。

選定理由:仕組みを売るだけでなくソリューションの提案があった。

選定理由:仕組みを売るだけでなくソリューションの提案があった。

導入にあたり数社で検討したのですが、当初、ボイスシステムの導入実績がないことからトーヨーカネツソリューションズは最有力候補ではありませんでした。しかし、小売の物流の実績を強みにしたいというビジョンを視野に入れると、ボイスシステム導入後の横展開が重要との考えに至り、トーヨーカネツソリューションズが適任との意見が浮上したのです。
そもそも、トーヨーカネツソリューションズとの付き合いは、2005年にWMS(倉庫管理システム)を導入したのが始まりです。「社内で意見を出し合うだけでは、時代に乗り遅れてしまう」という危機感がWMS導入のきっかけでしたが、その際、トーヨーカネツソリューションズからさまざまな提案があり、期待していた以上の付加価値を得ることができました。今回もまた、ボイスシステムそのものを売るのではなく、音声を使った場合のソリューションを提供するというスタンスで臨んでいた。それが、最大の決め手となりました。

導入効果:「操作性の良さ」「道具の軽量化」で、作業効率はもちろん作業環境も向上

導入効果:「操作性の良さ」「道具の軽量化」で、作業効率はもちろん作業環境も向上

主婦の友ダイレクト様の出荷作業では、梱包作業と目視検品作業を同時に行っていました。この方法ではおのずと生産性および正確性に限界があり、作業改善の大きなポイントでした。一方入荷検品作業ではベンダーは500社以上あり、ともに取扱商品は多品種少量です。入荷商品は1つの箱に10品種以上、そのすべてが、わずかなサイズ違いということも少なくありません。今までは、それらを目視で見分けるしかなかったので、細心の注意をはらっても1万分の1の確率で作業ミスが発生していました。加えて、先付けの入荷分もまとめて送られてくるなど予定情報と違うことも多々あり、入荷検品は通常以上に大変な作業だったのです。
そこで、いきなりすべての業務に適用するのではなく、まず第1ステップとして出荷業務に導入し検証を行い、第2ステップとして出荷業務で検証した内容を入荷業務に反映できるよう、段階的に導入することにしました。それが効を奏し、3日後には作業者全員が使いこなせるほどスムーズに進みました。もちろん、ボイスシステムの操作自体が簡単なことも、スムーズに立上げができきた大きな理由の一つです。作業者が商品番号を伝えればボイスシステムが検品作業を遂行し、「はい」「いいえ」の簡単な返答だけで次の動作にすぐ移ることができます。結果、作業効率は格段にアップし、誤出荷が起こる確率も3万分の1と、3分の1に低減されました。
また、リストを持つことなく両手が自由に使えるので、荷物の持ち運びがラクになったと、特に女性の作業者に好評でした。大きく重い商品を扱う物流現場での具体的な展開案がイメージできたのも、大きな収穫と言えます。
今回、トーヨーカネツソリューションズからの提案で、1分ごとに進捗管理ができる大型液晶モニターも導入したのですが、現場における業務進度がリアルタイムでわかるようになり、効率的な人材配置が可能となりました。そのことも、作業効率のアップを強力にサポートしています。

今後の課題:“お客さまの強み”を活かすための、独自なソリューションが不可欠。

今後の課題:“お客さまの強み”を活かすための、独自なソリューションが不可欠。今後の課題:“お客さまの強み”を活かすための、独自なソリューションが不可欠。

物流事業は過当競争の時代ですが、従前は小売の物流に関して当社は一歩リードしていたため「ケイヒン配送さんからアドバイスが欲しい」と言われる機会も多かったものの、現状ではお客さまのご要望も多岐に渡り、より複雑な対応が必要となるケースが増えてきています。柔軟性が高く、常に時代を先取りしたシステム導入の重要性がますます高まっていると感じています。通販事業においてもネットでのビジネスが増えるにつれ、異業種や大手資本の参入など新たな競争が進展しており、それに伴い物流事業へのニーズも刻々と変化してきているからです。
これからの時代、差別化を打ち出し営業力を強化するには、時代の波を捉えるにとどまらず、“お客様にあった、どこにもない提案”を打ち出す必要があります。そのためには、最新の物流システムを備え、それに基づくソリューションの提案は必至です。当社もトーヨーカネツソリューションズも、お客様の業務や風土を熟慮し、そのうえで誠実に対応していくというビジネススタンスには共通したものがあるので、今後ともよい連携ができると期待しています。

導入企業プロフィール

ケイヒン配送株式会社

会社名

ケイヒン配送株式会社

事業内容

広大な土地利用した通信販売・卸小売業の共同ディストリビューションセンターの運営を中核事業としており、30年にわたり多品種少量商品の取り扱いを行う。また、通販商品やカタログを各地配送協力会社と連携し、全国にわたり配送業を展開している。

従業員数

700名(臨時職員を含む)

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