このたび、当社は国際航空運送協会(IATA)から「戦略的パートナーシップ30周年表彰」を受けましたのでご報告いたします。
1.国際航空運送協会(IATA:International Air Transport Association)とは
IATAは、世界の航空会社で構成される業界団体で、現在120カ国290社近くの大手航空会社が加盟し、世界の定期運航の82%を占める世界最大の航空業界団体であり、航空事業の多様な分野の重要課題に関する政策立案を行っています。2021年は主要目標として、安全、経営支援のための金融対策、コロナ禍での事業再始動、環境分野での持続可能性などを掲げています。
2.IATA戦略的パートナーシップ・プログラムの概要
本プログラムは、航空業界の重要課題に関するソリューションプロバイダーが戦略的パートナーとして、主要な業界関係者との関係を構築・強化するためのプラットフォームです。戦略的パートナーは様々なIATAの活動に参加し、航空会社の重要課題に対して解決策をご提案させていただいております。日本では当社含め10数社が会員となっています。
3.当社とIATA戦略的パートナーシップ・プログラムとの関係
当社は1991年の本プログラムの立ち上げ以来、戦略的パートナーとして活動してまいりました。今般、この30年間の活動に対し表彰を受けることとなりましたが、これは、日本国内では初の受賞です。世界的にも30年間パートナーシップを締結しているのは当社含め11社だけです。また、当社はIATA:BHS(Baggage Handling System)マニュアルの作成の際に、国内外でのBHS納入実績や技術的知見の提供等を通じて、貢献してまいりました。
最近では、IATAのパートナーニュースレターに当社が納めた最先端の顔認証システムが掲載されました。
IATA - Toyo Kanetsu (TKK): The Latest Technology with Japanese "Omotenashi" Supporting the Tokyo Olympics and Paralympics
4.当社の今後の空港BHSシステムの展開方針
当社は羽田空港、成田空港、中部国際空港をはじめ国内空港のシェア8割以上のBHS納入実績があり、海外においてもマレーシアをはじめ多数の実績がございます。今後、東南アジアを中心とする空港需要の拡大に対応するため、当社の技術的知見を活用し、地域の経済発展に貢献してまいる所存です。
【お問合せ先】
ソリューション事業本部 海外事業部長 奥村
ソリューション事業本部 執行役員 本部長補佐 國友
TEL:03-5857-3333