3PL

T-sort(Table-sorting system)で小物家電の仕分けを効率化

三井倉庫ロジスティクス株式会社様(福岡事業所/T-sort導入) 

導入経緯さらなる効率化と将来への発展性を狙って

導入経緯

さらなる効率化と将来への発展性を狙って

家電分野を中心とした3PL事業を展開している三井倉庫ロジスティクス。福岡事業所では、九州地方に展開する家電量販店への商品配送を一手に引き受けています。202410さらなる効率化と将来への発展性を狙い、小物家電の仕分けシステムとして、トーヨーカネツの「T-sort」を導入しました。

選定理由インテグレーターとしての力量と能力を評価

選定理由

インテグレーターとしての力量と能力を評価

物流拠点における省人化、生産性向上を鑑みた際、さまざまなソリューションをインテグレーターとして取りまとめ物流センターパフォーマンスを最大限に引き上げることができる企業を探していました。

その中で、トーヨーカネツはインテグレーターとしての力量や能力いと感じたためパートナーとして選びました。

運用・オペレーション紹介T-sortのAMRが最も効率のよいルートを選択

運用・オペレーション紹介

T-sortのAMRが最も効率のよいルートを選択

福岡事業所に導入されたT-sortは、対象の仕分け商品を投入する4つの投入ステーションと2つのレーンで構成されています。処理能力2,000/時のAMR40台が縦横無尽に動き、100店舗への仕分けを行います

 

投入ステーションの作業者は、小物家電の商品バーコードをスキャンしてAMRに載せ、モニタを操作したら作業完了です。

一般的なラックなどでの仕分けでは上下の屈伸運動が必要ですがT-sortでは横移動のみで作業が完結するため作業負荷軽減することができ、さらに単純作業なため教育も容易です。

商品が載ったAMRは、目的のシュートを目指し、複数のAMRが走る中、最も効率の良いルートを選択します。目的のシュート到着するとシュートへ商品を送り出し商品はシュート先にあるコンテナに投入されます

40台のAMRはシステム横のモニタで集中管理されているので、すべてのAMRの稼働状況をリアルタイムで可視化できます。

T-sortはモジュール設計のためメンテナンス性にも優れています。万一故障が発生しても1台ごとの交換で済み、全体の作業を止める必要がありません。これにより、遅延やトラブルが最小限に抑えられます。

また、充電が必要なAMR自動的に充電ドックに接続し、充電が完了すると自ら稼働を再開します。

 


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今後の展望リアルテックロジスティクスの実現を目指す

今後の展望

リアルテックロジスティクスの実現を目指す

T-sortは工期が短く、拡張と再構築がしやすいモジュール設計のため、仕分けライン増設や、AMRの台数を増やすことも視野に入れています。

またロボットWMSなど、さまざまなマテハン機器連動させ、さらなる物流センターの省人化生産性向上目指しています。

将来的には当社持っている“現場力”とトーヨーカネツが持っている“マテハン力”さらにDXの力”を組み合わせてリアルテックロジスティクスを構築し、より高度な物流現場で社会の変化に適応できるうな物流サービスを構築していきたいです。

 

 

※この記事内容は2025年2月時点のものです。

導入製品・サービス

投入ステーション
商品のバーコードスキャン
AMRからシュートへの送り出し
コンテナへの積載
充電ドック接続
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