通販・EC

総合センターの「強み」を発揮。作業効率が3割アップ

サウンドハウス株式会社様(物流センター構築・改善)

渡邉 篤史様(取締役/Director)

課題

  • 倉庫が分散し非効率
  • 経験と人的パワーに頼ったピッキング
  • 屋外で作業せざるを得ない状況と動線などの問題で働きにくい環境

解決

  • 物流機能の統合化による効率化を実現
  • ピッキングのシステム化で作業効率30%アップ
  • 静かでゆとりのある環境で能率アップ

導入経緯急成長に伴い、従来のシステムでは限界が見えてきた

導入経緯

急成長に伴い、従来のシステムでは限界が見えてきた

オーダー件数が年々増加し、10年前は多い日でも100件程度だったのが、5、6年前には700件、2年前には2,000件を超えるようになりました。その都度、倉庫を増やすなどして対応してきましたが、倉庫を3ヵ所に分散しているのは効率が悪いうえ、従来のやり方やシステムを改良するだけでは追いつかないのは明らかでした。扱う商品アイテムは4万強、1日の出荷数は多いときで2,500件を超えるにも関わらず、送り状と納品書の作成、それらを付け合せる作業も、人的パワーに頼りきり。ピッキングも同様で、大まかな棚番号により在庫を管理してはいるものの、該当の棚に並んだ多数の商品の中から目的の商品を探しだし、時には見た目が酷似した商品を見分けるには、ベテランスタッフの経験に頼るしかなく、ピッキング自体がスキルがなければできない仕事になっていました。当然、新たなスタッフを採用してもすぐにピッキングを任せることができず、気がつけば、管理部門や営業スタッフなど全社をあげて出荷を手伝っても22時くらいまでかかるという日が、日常茶飯事になってしまったのです。そこで「物流スタッフのみで、2,000件の出荷を19時までに完了させる物流システム」を目標に、倉庫機能を集約する物流センターの新設を目指すことにしました。

選定理由当社の現状を十分把握し、導入後の稼動状況を数値化していた

選定理由

当社の現状を十分把握し、導入後の稼動状況を数値化していた

提案があった3社の中からトーヨーカネツソリューションズを選んだ最大の理由は、当社のリクエストの意図を汲み取り、稼動状況を具体的に試算してくれた点にあります。その試算によれば、2,000件を6時間でクリアできると示されていましたが、現在、ほぼその通りに稼動しています。また、出荷のみであれば3,000件を8時間でクリアできるという試算もあったので、繁忙期にいかに対処すべきか、予定を立てやすくなりました。稼動から2カ月後、ゴールデンウィーク明けに初めて出荷が3,000件を超えたのですが、パニックになることもなく、想像よりスムーズに乗り越えることができました。
今回、トーヨーカネツソリューションズの搬送システム「エコロベヤ」も導入。荷物が乗っている前後のコンベヤだけが駆動する仕組みなので、電力量が必要最小限に抑えられるとのこと。物流センターには、当社のオリジナル商品で省エネ効果の高いLED照明を設置したのですが、「エコロベヤ」との相乗効果で、一般的な電力量の約3分の1削減が見込まれ、結果的にランニングコストの軽減につながりました。

導入後の効果物流センターの作業効率アップが、全社的なモチベーションの高まりを促す

導入後の効果

物流センターの作業効率アップが、全社的なモチベーションの高まりを促す

ピッキング~梱包~出荷までの作業においてハンディ—ターミナルを使用することで、ペーパーレスのシステムを実現し、まず4人のスタッフが一日がかりで行っていた伝票作成作業がゼロになりました。その他すべての物流業務においても、人員配置の振り分けが明確になり、その分、新規に雇用したスタッフは20名を超えることになりましたが、梱包、ピッキング、棚入要員の人員バランスがうまくとれるようになったため、「簡単・迅速・正確」な作業が可能となりました。これにより、以前は平均22時までかかっていた出荷作業終了時間が、現在は18時までに短縮。作業効率は、約30%もアップしています。全社的に見ても、物流部門のスタッフだけで時間内に作業が完了し、管理部門や営業スタッフが本来の業務に集中できる環境が整ったことは、大きなメリットだと思っています。そういう点では、物流センターの構築により、飛躍的に働きやすい環境になりました。
また、最新システムへの移行は在庫管理の効率化ももたらし、重要課題の一つであった在庫切れの削減にも貢献しています。物流システムの改善が、顧客に対するサービス向上を促すことを実感しています。

今後の展開物流業として、今後取り組むべきことが見えてきた

今後の展開

物流業として、今後取り組むべきことが見えてきた

当社の大型物流センター構想は、現在のところ1期・2期の2段階で行う計画で、現段階は1期を導入・稼動したところです。6階建ての建物の3フロアが物流センターとして稼働していますが、マテハン設備を導入しているのはメインの倉庫である1階部分のみ。2期の計画では4階までマテハン設備を拡張する予定ですが、これが完了すれば、出荷のキャパシティは4,000件に達し、在庫管理にもゆとりが生まれます。オーダーを受けたら当日中に出荷するのが当社のルールですが、現段階では在庫がなく、バックオーダーとなってしまう商品がまだまだ多く、入荷した商品を即出荷する必要があるため、人手がかかりすぎているのが現状です。そのため在庫を持つべきアイテム数をさらに増やす一方で、まとまった入荷処理が可能な在庫管理体制の整備が、2期工事の課題と捉えています。創立からまだ10数年の当社にとって、マテハン設備も絡めた物流センターの構築は初めてのこと。なれないことばかりでスタート直後は大変でしたが、トーヨーカネツソリューションズの存在は精神的にも支えになりました。マテハン設備で困ったことがあって連絡すると、すぐに駆けつけて来てくれることもしばしば。設置する方もプログラムを組む方も、いつ誰に電話しても、適切な答えが返ってくるので助かりました。 1期が完了し、あらゆる面で手応えを感じているところです。

※この記事内容は2009年6月に取材した内容を元に構成しています。記事内における数値データ、組織名、役職などは取材時のものです。

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