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岡崎市図書館交流プラザ Libra(りぶら)岡崎市立中央図書館様(仕分けシステム構築)

1日がかりの作業が「RFID図書返却仕分けシステム」で2時間半に軽減

岡崎市図書館交流プラザ“Libra(りぶら)”は、利用者に居心地の良い滞在型の図書館として、2008年11月1日にオープンしました。市民が自ら学び活動できる知的活動拠点にふさわしい“図書館”として機能すべくICタグ(RFID)を採用、自動化によるメリットを最大限に活かすものとしてトーヨーカネツソリューションズの「RFID(IC)図書返却仕分けシステム」第1号が導入されています。100万冊の収蔵能力を持つ岡崎市立中央図書館の活性化を後押しするとともに、予想を上回る利用者への高品質なサービス提供に貢献しています。

※インタビュアー:笠井志麻(トーヨーカネツソリューションズ マーケティングG広報担当)

岡崎市図書館交流プラザ Libra(りぶら)岡崎市立中央図書館様 プロジェクト概要

導入・改善効果

・課題(before)
  • 倍増する利用者への迅速な対応
  • 知的活動拠点としての質の高いサービス
  • 利用者にも働く職員にも快適な環境
・導入効果(after)
  • 仕分け作業が4分の1に軽減
  • 職員の作業負担が大幅に減少
  • 質の高いサービスの提供に大きく貢献

導入製品・サービス

返却ポスト
返却ポスト
図書搬送コンベヤ
図書搬送コンベヤ

仕分けシュート
仕分けシュート

導入背景:理想とする“快適な図書館”を創るには、システム化は不可欠。

新設の図書館は、音楽ホールや総合支援センターなど、市民のための憩いの施設が揃う「交流プラザ」内にあります。ふだんは図書館を利用することのない方々も、足を向ける機会が格段に増えるだろうと予測しました。こうした付加的要因を踏まえると、利用者は従来の年間40万人から77万人に倍増すると見込みまれ、「処理の迅速化」は必須条件でした。またここ数年、図書館の在り方が変化し、大型図書館は「課題解決型図書館」を目指す傾向が全国的に見られており、このニーズに応えるには質の高いサービスが求められます。これらのさまざまな課題をクリアするには、高度なシステム化が不可欠だと判断しました。一方、利用者のみならず図書館で働く職員もまたユーザーだと私たちは思っています。その認識のもと“利用者にも働く職員にも快適な図書館”を目指し、IC(RFID)タグの導入を決めました。

選定理由:返却本の仕分けを省力化できれば、サービスの質も向上する。

図書館の作業で大きなウェイトを占めているのが「返却本の仕分け」です。この作業をシステム化できれば、次の利用者の方へ迅速に貸し出しできますし、1冊ずつバーコードで読み取る手間が省け職員の負担を大きく軽減できます。つまり、図書館全体の高品質化に大きく貢献することは明らかだったのです。国内に導入事例はありませんでしたが、トーヨーカネツソリューションズの「RFID 図書返却仕分けシステム」の試作品を見た際、数秒で1冊を処理するスピードと正確性に省力化の手応えを感じ、導入を決意しました。導入にあたり、私たちが強く要望したのが「音」でした。図書館では限りなく音の小さな機械が要求されます。オープンまでの半年近く試行錯誤が続くなか、トーヨーカネツソリューションズの開発と営業担当は決してあきらめず、低騒音ベルトの切れ端を持参し手作りのプレゼンをしてくれたこともありました。また、仕分けされた本はシュート(ワゴン)に落ちるとシュートの底が重さで沈む仕組みになっているのですが、これは開発担当が社員食堂のトレーを見て思いついたのだとか。作業する人が大きく前かがみにならず本を取れるようにとのちょっとした配慮のために、熱い思いで取り組んでいただいたのは、とてもうれしかったですね。

その他の導入事例:要望や環境にぴったりなので、トラブルなく稼動。

返却ポスト

トーヨーカネツソリューションズからは空港手荷物搬送システムのノウハウを生かした「図書搬送コンベヤ」も導入したのですが、このときも、こちらの要望にあったものを作るために最大限の努力をしていただきました。岡崎市立中央図書館は、閉館後に本を返す「返却ポスト」と仕分け作業を行う場所が80mも離れています。返却ポストに戻される1日平均800冊を職員が運ぶのは大変な労力ですから、このコンベヤは絶対必要でした。当初から、ポストから落ちてくる本を受け止める位置で、葉書くらいの小さいサイズの本がうまく流れないという問題にぶつかっていました。トーヨーカネツソリューションズで試行錯誤を繰り返してもらい、さまざまな解決策により最適なコンベヤが完成しました。機械の微調整が大変だったようですが、大きなトラブルもなく稼動しています。

効果:7000冊の仕分け作業が、わずか2時間半で終了。

RFID図書返却仕分けシステム

現在の入館者は平日で4000人、土日は8000人。オープンから4カ月で利用者は50万人をすでに上回り、年間100万人を越える勢いです。貸し出し件数も当初の予測では一日平均3000冊でしたが、7000冊と倍以上になっています。予測以上に数が増えても「RFID 図書返却仕分けシステム」のおかげで、以前は2人がかりで10時間以上かかっていた仕分け作業が、現在は2人で2時間半程度と4分の1に省力化されています。もし「RFID 図書返却仕分けシステム」を導入していなかったら大変なことになっていたでしょうし、迅速に処理できるからこそ、サービスの質が高まり利用者の拡大をもたらしたのだと感じています。また「RFID 図書返却仕分けシステム」は操作しやすいので、障害者の方々に雇用の場を提供することもできました。今回、トーヨーカネツソリューションズとは初めての付き合いでしたが、アフターサービスも熱心にやってくださり、良い信頼関係が続いています。

導入企業プロフィール

岡崎市図書館交流プラザ

名称

岡崎市立中央図書館
岡崎市図書館交流プラザLibra(りぶら)内

所在

愛知県岡崎市康生通西4丁目71番地

開館

2008年11月1日

蔵書

60万冊(収蔵能力100万冊)

閲覧席

700席

床面積

8,000平方メートル
(りぶら:18,000平方メートル)

URL

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